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日常生活動作 ~食事~

食事動作は欲求が満たされ、療育指導をする効果的な場面になるので療育現場では積極的に行っているところも多いですね。
道具操作や口腔、肩、腕、手、自己統制力の発達を促すことができます。
食事動作といっても内容は沢山ありますが、食べ方について書きたいと思います。姿勢を正して器を支え、
合っている食具を使って一口量を口に入れて咀嚼し嚥下をすることを繰り返す食べ方です。
注意することは器に口をつけて書き込み食べをし、飲み込む前に次を口の中に入れる食べ方です。
よく噛まないで丸飲みする感覚に慣れてしまい、嚥下機能が低下している人は窒息の恐れもあり危険です。
飲み込む前に次に口に入れない工夫が必要です。詰め込む、かきこむ、丸飲みの方は速度も早いことが多いです。
食事以外の場面でも衝動性が高く集団活動等がうまくできないことがあります。落ち着いて食べられるようになると、落ち着いた行動がしやすくなります。